浜松読書会Vol.6

浜松読書会Vol.6開催しました。

今回は2名(新規1名、既存1名)の方が参加してくださいました!

あいにくの雨でも今日ばかりはご一興。本を読むには、むしろうってつけの天候なのかも知れません。

さて、本の紹介ですが、今回は小説と自己啓発本。自己啓発といっても、堅苦しいものではなく、童話調で展開される初読者にも優しいもの。

先ずはその本からご紹介します。

『迷路の外には何がある?』は迷路に住まう2人の小人と2匹のネズミが織り成す前作『チーズはどこに消えた?』の続編。

何もしなくとも天からチーズが降ってくる迷路に住まう2人の小人と2匹のネズミ。何不自由なく生る彼らですが、ある日を境にチーズは降って来なくなってしまいます。生きる為にと、迷路を出てチーズを探しに行った1人の小人と2匹のネズミですが、もう1人の小人は頑なに迷路の中で生きて行こうと、もがきます。当然、チーズの降らない迷路ではなかなか食糧にありつく事が出来ず、空腹に倒れてしまいます。するとそこに、もう1人の小人が現れ、倒れふす小人にある提案をする事から物語は始まります。

変わりゆく世界に対して、私たちはどう対処すべきか?私たちが固執しているものは何か?迷路の先には何があるのか?現代を生きる私たちが漠然と抱く不安に新たな知見を与えてくれる、そんな一冊です。

『三体』は中国で2000万部を超える大ヒットとなりアジアで初めて、最も権威あるSF小説に送られる賞であるヒューゴー賞を受賞した一冊。

物理学者の父を文化大革命で殺されたエリート科学者、葉文潔(イエ・ウェンジエ)は失意の日々を送る中、その才能を軍に認められ、巨大な軍事施設で働く様になります。そこで文潔は世界の命運を左右する重大なプロジェクトが進行している事を知る事になるのですが。

さらに数十年後、ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられます。そして、その陰に見え隠れする学術団体への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象が襲い始めます。

本作は3部作の1作目ですが、重厚なSFの世界に浸りたいなら、きっと満足出来る一冊。

『邪馬台国はどこですか?』はジャンルとしては歴史ミステリー。しかし、作者曰く”この物語がフィクションである保証はどこにもありません”

小太りでも愛嬌のある松永がバーテンダーを務めるのは、地下1階、カウンター席だけのバー「スリーバレー」。その日の客は、気鋭の歴史学者、早乙女静香と歴史学教授、三谷敦彦。そしてフリーライターの宮田六郎。初顔合わせとなり、歴史談義に花を咲かせる中「ブッダは悟りなんか開いていない」という宮田の爆弾発言から、歴史の見方を180度展開させる歴史考証バトルが始まります。

作者の綿密な調査とエビデンス、そして見事なまでの発想の転換により、歴史ミステリーでありながら、本当にそうかも?と思わせてしまう構成が魅力の一冊。

今回は新しくご参加下さった方から様々なお話を聞く事が出来ました。

社会人になって久しいですが、やはり学生時代、各地を放浪した経験というのは、その後の人生も豊かにしてくれる様な気がします。

そして、人生を豊かにしてくれるものといえば、やはり趣味!

私自身、様々なご縁に恵まれて当読書会の浜松支部の司会を任されていますが、趣味を心から楽しんでいる人は皆、輝いてみえます。

今回参加して下さった方は楽器の演奏をなさるそうなので、初心者にオススメの楽器は?と尋ねたところ、ギターをオススメされました。

せっかく”楽器の街”浜松に居るのですから、不肖私、28歳にして楽器を始めてみたいと思っていたところ。。本日の出会いはまさに僥倖でした。早速、初心者向けの本を探しに行こうと思います。

本をきっかけとした交流から、思わぬ出会いと可能性が広がることもあるようです。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。今後も浜松読書会をよろしくお願いします。

ここまでお読み頂いたあなたも、どうぞお気軽にご参加下さい。

以下紹介された本です。

『迷路の外には何がある?―チーズはどこへ消えた?その後の物語/スペンサー・ジョンソン』

『三体/劉慈欣』

『邪馬台国はどこですか?/鯨統一郎』

2019-10-21 | Posted in 開催レポートNo Comments » 

関連記事